プロフィール 蓮村枝履子(はすむらえりこ)

蓮村枝履子(はすむらえりこ)

1963年生まれ。
東京都在住。18年間の出版社勤務を経てフリーランスに。
数々の月刊総合女性誌で得た経験をもとにビューティ&ヘルスアドバイザーとして、また、フリーの編集者として活動する。
心身の健康と美の探求、TM瞑想がライフワーク。
夫と息子、猫の4人(?)家族。

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目からウロコの「The 美肌道」目からウロコの「The 美肌道」第4話 スキンケアの概念が変わる!?目からウロコがポロポロリン

ジーーッと音が聞こえるくらいに鏡を覗き込むわたし。
何が違う? 何が違う? いつもの顔と何が違うの? とせわしなく心の中でつぶやきながら鏡に穴が開くほどの勢いで自分の顔を見詰めました。
まず気づいたのは鼻の両脇から頬の高い位置に向かう部分の肌が引き締まってリフトアップしていることでした。

当時37歳だったわたしの肌はまだ深刻さを感じるような衰えやトラブルを感じずになんとかしのいでいましたが、この初めての健顔を受けることによっていつの間にか微妙に肌がたるんできていたことに気づかされたのです。
なぜなら鏡の中にはここ数年ついぞ見かけなかった20代の頃の自分を思い出させるちょっと若々しいきゅっと引き締まった顔があったのですから。

すごい! これはすごいのでは? たった一回でこれはすご過ぎる! 他には、他には何が違っているの? どこ? どこ? と、また心の中でつぶやきながら肌のチェックを始めると、今度は肌の色がずいぶんと明るくなっていることに気づきました。

子供の頃からいつも気になっていた目の下のクマも心なしか薄くなっているように見えるのです。
でも、以前にクマの悩みを相談したある人から、その人が通っている某エステティックでは、クマは骨格によるもので肌の内側の血色の悪さだからどうすることもできない、コンシーラーで隠すしかないということだと聞いて絶望していましたから、一度洗顔してもらったくらいでクマが消えるわけはないと思い込んでいました。
しかし、鏡の中の自分をさらに観察してみるとどう見てもクマが薄く変化しているのです。
この事実から目が離せなくなってしまったわたしは、うーん、でも気のせいのはず、でも…と混乱してきました。

苦し紛れに思わず振り返るとそこにはいつの間にか先程施術してくださった米澤先生がいらっしゃいました。
まだ結果検証中であったわたしは多少まごつきながらも
「これはすごいですね。顔がリフトして肌色がかなり明るくなっています。これってなぜなのですか?」と話しかけることができました。
米澤先生はにっこりと微笑みながらこうおっしゃいました。
「これは肌の上の古い角質を取り去る技術ですから、下のほうにあった新しい肌が出てきて肌の色が明るく変わったのです。目元も明るくなりましたね」とおっしゃるのです。
「!!」
「目元も明るくなるということはクマも薄くなったということですか?」
「そうですよ」
「クマに関しては気のせいなのかと思っていました!」
驚きのあまり無礼を省みない率直さでこう言うわたしに米澤先生はにこにことしながら
「クマも汚れなのですよ」
と教えてくれました。

ガガーン! と心の中で叫んだのは言うまでもありません。
「汚れですか…」小さくショックを受けました。
じゃあ、わたしの顔は、目の下のクマは、汚れで黒ずんでいたということなのかい?
  何十年も汚れた顔で暮らしていたと? と詰め寄りたい気持ちを抑えつつ、控え目に「毎日洗顔はしているのですけどね」とつぶやいてみました。
米澤先生をはじめ、スタッフの方々も皆、にこにこ、うんうんと頷きながら「そうですよね」とおっしゃってくれたことを覚えています。

「古い角質というのは普通のクレンジングや洗顔では落とせないのですよ。
特に目の周りなど凹凸のある部分は洗いづらいですから、堀の深い顔ほどクマができやすいのです。
ですから皆さん肌の色がくすんでくるのです。
余分なものを取ったあとは収斂系の化粧水が毛穴の奥まで届きますからしっかりと化粧水で引き締めると肌がリフトアップしますし、輪郭も引き締まってくるのですね」という米澤先生の言葉を聞いてもう一度鏡を見ると自分の目がいつもよりくっきりと開いていることにも気づきました。

えー!! こんなにすごい効果は初めて! 
「これまで、肌のお手入れに一番効果があるのは保湿化粧水とか美容液だと思っていました。でも、ここでは化粧水と乳液だけで仕上げていましたよね?」と驚きまくるわたしに米澤先生はさらにこうおっしゃいます。
「まず肌の上の古い角質を取ることが重要なのです。それさえすれば肌は自分の力で潤ってきますから」
「保湿じゃなくて、取ることだったのですね。わたしはここ何年もずっと保湿がすべてだと思い続けてきました。これは目からウロコです」と、一枚目のウロコを目からはらりと落としたのでした。

待ていつか

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